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 「千の風になって」 ~ a thousand winds ~
2007年02月02日 (金) | 編集 |
千の風になって


ご存知の方がほとんどと思われますが 
去年の紅白歌合戦に歌われた歌です。

昨年 秋川雅史氏が紅白歌合戦で歌ってから 
破竹の勢いでオリコンチャートを登りつめ、1月中旬には首位に。
本日2月2日でのチャートでは2位になっていますが、
まだもうしばらくはベスト10内に留まること確実でしょう。

私は紅白歌合戦を主人の実家で
パソコンの片手間に聞き流していましたので、
この歌も歌われた事は 今まで全く記憶にありませんでした。

なのに、つい先日の事です。
この曲が作られた経緯を特集したテレビ番組が放映されているのを、
たまたま見かけたのです。
最初は何となく眺めていただけだったのですが…
いつしか内容に惹き込まれ、そして歌が流れた時に
ぐっと涙がこみ上げてきて、自分でもとても驚きました。
娘がすでに知っていて、一緒に歌詞を歌い出したのにも また涙が。
心が震える歌、というのはこういうものかと
初めて知りました。

この歌を聴くと、身近に亡くした人達のことを思い出します。

ロンドンにいたときに 私を娘のように可愛がって下さった、
日本語がぺらぺらのアメリカ人の学校用務員さん。
ある日突然、心筋梗塞で倒れてそのまま…

私の娘の誕生を喜んで 可愛いベビー服を編んで下さった
イギリス人の大家さんの奥さん。
癌との闘病生活の末、発見から1年足らずで帰らぬ人に。

日本では、大好きだった祖母が亡くなり…
未だに私は祖母の不在に実感が無いままです。

これらの人たちの在りし日の思い出が、
この歌と共に走馬灯のように胸を駆け巡って
何度も何度も思い出す あの笑顔、その笑顔に
涙が止まりません。

けれども、涙の理由は どうもそれだけではないらしく…
ほんの少し聞いただけの歌に
何故そんなに泣けてしまうのだろうと、不思議でした。

もう一度、全部の歌詞を聴きたいと思い、ネットで探してみました。
けれどもネット上では歌詞を見る事と、
途中までの曲を聴くことは出来ますが それだけでは
どうにも物足りずに…
本日、とうとうCDを買ってきてしまいました。

写真は、紅白歌合戦で歌った秋川さんのCDです。
大元の訳詩・作曲の新井満さんの方と、どちらにしようか迷いましたが
「コーラス譜ピアノ伴奏つき」に釣られてこちらを。

家でじっくりと歌を聴きながら歌詞を辿り…
ああ、私は死ぬときには、自分でこう言いたいんだな。
と実感いたしました。
主人や子供達には、この歌詞を私の言葉の代わりに残したいのです。
目に見えなくなってしまっても、いつも自然の中に
私はいるから。みんなをちゃんと見ているから…
そんな存在に本当になれたらいいのにな。
そう思ったので、余計に心にかかったのかもしれません。

実際に、この英語の原詩は
アメリカでは戦争記念日や葬儀の時などによく朗読されるのだそうです。
あのニューヨークでの同時多発テロの 犠牲者を悼む式典の時にも
少女が朗読したそうです。

この歌の歌詞は、訳詩なさった新井満さんのHPの中の
「千の風になって」関連ページに掲載されています。
まだ歌詞をご存じない方は、是非こちらへお出かけ下さい。
新井さんのご規定に従いトップページをリンクしましたので、
歌詞のページへ行くには
そこから関連ページへのリンクをクリックして下さいね。
その中の 「「千の風になって」詳細 ぜひお読み下さい」
という文の「詳細」の文字から、
歌詞のページへ行くことが出来ます。

また、現在オリコンHPのこちらのページにて、
CDジャケット写真の下にある
「PV視聴」というオレンジ色のアイコンをクリックすると 
途中までですが秋川さんの動画つきで 曲を聞く事が出来ます。

英語の原詩は「a thousand winds」。
こちら(↓)のサイト様のお部屋で、詳しく検証されていますので
ちょっとリンクしちゃいます…
“ Celestial Spells ソラノコトバ”
「「千の風になって」原詩の原詩」 、去年の7月の記事です。
こちらの原詩の和訳も素敵なのです。
ご興味のある方はぜひ行ってらっしゃいませ。
今の所はご挨拶のみで勝手にここでご紹介中です…;;
ご本人様から削除依頼が入るようでしたらすぐに
リンクを外しますので、ご訪問するなら今のうちです。

千の風になって・本


訳詩・作曲の新井満さんの本を見つけてきました。
中は英語の原詩、美しい写真と共に新井さんの日本語訳、
メロディの楽譜・歌詞。

そしてこの歌を作曲するきっかけとなった出来事や
作曲の苦労、原詩への思いなどのエッセイで締めくくられています。
本屋さんで見かけたら、ぜひお手に取ってみて下さい。

「千の風になって」
  新井満:著
  講談社  定価 : 本体1000円(税別)
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コメント
この記事へのコメント
本当に
心に響く歌詞ですね。
昨年の「紅白」私も見ていたはずですが、お料理をしながらだったので、覚えていません。

人は自分が死ぬまでに何人の人との別れを経験するのでしょう。
以前介護の仕事にかかわっていたころ、利用者さんの訃報を耳にするたび、人の命のはかなさを感じました。

私も千の風になりたい。

銀猫さん、HPの紹介など、詳しくありがとう。
2007/02/03(土) 02:28:12 | URL | キルト #GjetvEW6[ 編集]
涙が・・・
紅白は途中でチャンネルを替えてしまったので、秋川さんの歌は聴けませんでした。
今朝もテレビで、外国の女性の歌手が歌っているのを聞きました。何語か分かりませんでしたが(^^;)
とても心に染み入る歌詞ですね。サイトでPVなどを聞いたら、少しの歌詞なのに涙が出てきました。
私が、先日北嵯峨の直指庵で急に涙が溢れたとき、他界した祖父のことを想っていました。
誰もいない直指庵で、観音様の前から離れて空を見上げて、「おじいちゃん、見てくれているよね。(今かかっている治療のこと)応援してくれているよね?」と声に出して語りかけて。
ふ・・・とした時に、空を見上げる癖が付いています。お寺や神社から、五山の送り火の夜空、買い物帰りの空。。。
私も自分が死ぬ時には、この『千の風になって』の歌詞のような気持ちを残したいです。
誰か、何かに自分の存在が少しでも影響を与えている・・・そう思うと、命を粗末にしてはなりませんよね。

昨日、カエル雑貨のお店に行ってきました!喫茶あまがえるには時間が無くて寄れませんでしたが、写真の通り雰囲気のいいお店ですね!近々お茶をしに行こうと思います。
カエルの手がマグネットになっているマスコットを買いました^^
義父のお見舞いに持っていきます。
2007/02/03(土) 10:30:00 | URL | mai #-[ 編集]
知らなかった…
最近テレビを見ない私…ちょっと前にワイドショーでこの歌が取り上げられ、歌ってる方は甘いマスクのテノール歌手?と、その時も聞き流していました。
歌詞を読んで、深く悲しく切なく感じた次第。
ミクシィの私のマイミクさんにも悲しい出来事が次々と。
暮れに突然息子さんを亡くされた方…
お母様が癌宣告を受けられた方…
そんな彼女らも悲しみを乗り越えて私のホームに遊びに来てくれる様になり、涙しています。
そして、この歌詞が心に染みています。
2007/02/03(土) 14:02:06 | URL | もっちゃん #-[ 編集]
キルト様、いらっしゃいませ。
紅白歌合戦って、長くて色々な歌手の方が出るので
お目当ての人を聞いてしまうと 
あとは聞き流しになりがちですね。
私もぜんぜん気付かなくて、後で順番をサイトでチェックしたら
もうほとんど終わりの方で歌われていたことがわかりました。

介護のお仕事をされていたんですか。
とても大切なお仕事ですね。
きっと色々な方の心にキルトさんは残ってらっしゃるでしょう^^ 
素敵です。

千の風に、本当になれたら…素晴らしいのにな、と
思います。

本も見つけてきましたので、遅ればせながらUPしました。
薄い本ですから、そちらの日本語書店で見られるようでしたら
パラパラとめくってみて下さい。

気になる事は、まずネットで検索をかける癖がついている私です。
学生の頃の図書館のかわりなのです。
色々な情報や意見が短時間で集まるので、じっくり比べると面白いですよ。
2007/02/03(土) 18:51:10 | URL | 銀猫 #MfasQhOY[ 編集]
mai 様、いらっしゃいませ。
ふとした時に見上げる空、そこにはやはり
心を癒す何かがあるのですね。
私も街に遊びに出て、歩き疲れるとよく空を眺めます^^

この詩が心に響くのは、やはり多くの人が
死んだら自然に還りたい
と 思っているからではないでしょうか。
それは国を超えて、世界中の人々に共通の思いのようです。
日本人も、もともとは自然の中に「やおろずの神々」を
感じていた民族ですから
この詩はとても真っ直ぐに、違和感なく届くのではないかと思います。
ですからmai さんが空の中におじい様を感じるのも、
じつに自然ですね^^

京都には心静かに空を見上げて 風を感じられる場所も多いので…
疲れたときには、ぜひ静かに空を見上げてください。

かえるのお店、早速行かれましたか。
うちは前回、竹炭ケーキを食べ損ねたので…
娘が行こう行こう! と せっついています^^;
いや、そう毎週食べ歩きには行かないから。と言ってはおりますが
あっさりと誘惑に負けそうです…

お義父さま、早く退院できるといいですね。
どうぞお大事になさって下さい。
2007/02/03(土) 19:22:07 | URL | 銀猫 #MfasQhOY[ 編集]
もっちゃん様、いらっしゃいませ。
私も普段はニュースぐらいしかテレビ見ないんです…
ですから、今頃この歌に感動している次第です。
それも偶然知ったので、あの時テレビをつけていなかったら
未だに知らないままだったと思われます^^;

私たちの年代、そろそろ色々なお別れに出会う歳ですね。
普段は自分では考えないようにしているのですが、
ブログや mixi で様々なお話を聞く機会があるにつけ
次は自分かもしれない。と どきどきします。

この詩は、お別れを悲しむ詩ではありません。
残された人々へ、旅立った人からの励ましのメッセージとして
いままで多くの国で 多くの人の心を支えてきたのでしょう。
英語の詩であったものが、何人かの日本人によって和訳され
さらにそれに素敵な旋律もついて、
このように誰にでも知ることの出来るものとなったこと…
最初に和訳なさった方、そして更に
曲をつけて歌にして下さった新井満氏に、
ささやかながら感謝の気持ちを贈りたいと思います。

悲しみの乗り越え方には色々な方法がありますが、
これからはこの歌も その方法の一つとして
より多くの人の心の支えになると思います。
2007/02/03(土) 20:48:36 | URL | 銀猫 #MfasQhOY[ 編集]
絵本で知りました
紅白で歌われたのはしりませんでしたが…
ニューヨークの跡地で朗読されたのは知ってました。

その前に、絵本としてかなりブームになっていたと思いますよ。ニュヨークの前後だったのかもしれませんけれども。

学校の図書室には1冊か2冊置いているんじゃないかなぁ~?うちの小学校だけかもしれませんけれども…

今歌われている歌詞と、絵本の訳が一緒なのかどうかも知りませんが…私が最初に出会ったのは、絵本でした。
2007/02/05(月) 10:04:30 | URL | たまねぎ御殿 #-[ 編集]
私も泣きました
私は紅白で初めて聞きました。
紅白では歌の前に、この詩をSMAPの木村君が朗読したんです。
はじめは秋川氏、「紅白でよくあるクラシック枠で出場した人」(失礼(^^;))と思っていました。
なんとなく聞き始めたら・・・何故か涙がだくだく流れている自分がいました。
そして遥か昔、自分が高校生の時に亡くなった祖母のことを思い出したんです。
「千の風になって 吹き渡っています」

6歳の娘にも聞かせました。
果たしてわかるのかな?と思いましたが、
結構好きみたいです。しんみり聞いていました。
こういう歌が、オリコンとかで1位になったと聞くと
なんとなく嬉しく感じますね。
2007/02/05(月) 17:35:40 | URL | Miyuki♪ #lYolYAYI[ 編集]
たまねぎ御殿様、いらっしゃいませv
絵本、表紙に大きく羽の絵が描かれているものでしょうか。
それでしたら、ここでご紹介した新井満氏の本です。

内容は、原詩を元に新井氏が想像を膨らませた
アメリカン・インディアンのお話になっていると思うのですが…?

それでしたら、歌詞は今のものと同じだと思います。

元の英語の原詩も少しずつ幾つか違うパターンがあるそうですが、
和訳もまた 訳す人によって違ってくるのが興味深いですね^^
2007/02/06(火) 06:17:01 | URL | 銀猫 #MfasQhOY[ 編集]
Miyuki♪様、いらっしゃいませ。
この曲を聴くと、やはり亡くした人を思い出しますね。
あるいは、人によっては家族同然に可愛がっていたペットの姿かもしれませんが。
何れにせよ、お別れしたときの悲しさを少しだけ軽くしてくれるような歌です。

お嬢さんも気に入ったそうで、素敵です。
心に響くものをちゃんと受け取ることの出来る、優しいお嬢さんにお育ちですね^^
2007/02/06(火) 06:22:51 | URL | 銀猫 #MfasQhOY[ 編集]
そうかも~
表紙を覚えてないのでどうかわかりませんが…
アメリカン・インディアンということでしたら、多分そうですねー。

歌になっちゃうとフレーズとしてインパクト強くなっちゃうので、いいのか悪いのか分からないのですが…
この曲に関しては、とてもいい感じだと思います。

ただ…一度頭の中で鳴り出すと止まらなくなってしまうのが玉にきず…(^^;)
忙しい時だと、フニャァ~となって力が抜けそうな感じになってしまうんです。私だけかな?
2007/02/06(火) 15:16:18 | URL | たまねぎ御殿 #-[ 編集]
たまねぎ御殿様、再びいらっしゃいませv
絵本になっているのは、おそらくその1冊だけですので
間違いないと思います。

「曲が耳について離れない」ってこと、よくありますよね。
娘が小さかった頃、アンパンマンに夢中になって…
毎日そのビデオをかけさせられていたので、
主人までもが「仕事中にアンパンマン・マーチが頭を駆け巡る~;;」と
溜息をついたほどに 家族中で曲漬けになったことも…(笑)

人生の様々な場面で聞いて覚えた曲は、
あとで聞くと その時の事を色鮮やかに甦らせます。
音楽というのは不思議なものですね。
2007/02/06(火) 18:48:59 | URL | 銀猫 #MfasQhOY[ 編集]
亡くなった人は
風になって吹いているのだとしたら・・・
そしたら、私の近くにも来てくれているのかな?
見守っていてくれてるのかな?

そんな事を思いますよね。

「人が本当に〝死ぬ〟という事は
誰からも思い出されなくなった時」

そうだとしたら、こうして亡くした人達を思い出していたら
ずっと心の中で、風の中で、
生き続けていてくれるんだな~と、思いマス。
そんなことを、考えさせてくれる詩&唄ですよね。
2007/02/06(火) 23:36:15 | URL | お名前記入漏れさん #-[ 編集]
みもー様、いらっしゃいませv
水面下のやり取りにより…上記のお名前なしコメント、
みもー様と確定できました^^
素早いお返事を有難うございました~vv

「人が本当に〝死ぬ〟という事は
誰からも思い出されなくなった時」

よく言われる言葉ですが、本当にそうだと思います。
歴史に名を残すような人はともかく、
私みたいな超凡人は特に…^^;

それでも、身近に亡くした人との事を忘れてしまうのは
勿体無くてできない、と思います。
歴史に名は残さなくても、それぞれの人柄の深さ、
僅かにでも垣間見た人生は十分尊敬に値します。

私も、せめて自分の子供にくらいは
「風になって見ていて欲しい」と思われるような人生を
送りたいなと思うのですが;;
2007/02/07(水) 15:49:47 | URL | 銀猫 #MfasQhOY[ 編集]
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