日々雑多なこと、時々書評。 自前のデジカメ写真もたまに掲載。 こっそり のんびり 更新いたします。
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 稲荷山 登山レポート
2006年10月28日 (土) | 編集 |
千本鳥居

前々回にご紹介しました「ぼくの・稲荷山戦記」の本に誘われて、
全国のお稲荷神社の総本社、京都の「伏見稲荷大社
(↑クリックで公式HPへどうぞv)
へ行ってきました。
上の写真は、有名な「千本鳥居」の入り口です。

最寄り駅はJR「稲荷」駅。改札を出てすぐ、案内の看板に誘われて
迷うことなく参道に辿り着けます。
こちらは流石にお稲荷様の総本社、本殿はとても大きくて立派。
境内も広く、またその背後に広がる山々は「官有地」として
国に守られていますので、先日ご紹介した本に出てくる
小さな名も無いお稲荷様とそのお山とは 全然違うのですが…

本殿にご挨拶がてら(?)お参りし(50円^^;)、
有名な「千本鳥居」を探して奥の方へ。
大きな鳥居がずらりと連なる入り口は 稲荷山への登山口でした。

ここは流石に観光客が多く、いくら待ってもなかなか
「無人の」鳥居は撮影できません;;
が、奥に進むにつれて人影はどんどん減っていき…
千本鳥居を抜け、その奥の「熊鷹社」辺りまで行きますと
大概はそこでみな引き返してしまいます。

その先は、本当に「お山への入り口」になります。
ちらりと見るだけでも 鳥居のトンネルに急な石段が
果てしなく続いて曲っていくのが見え、
その石段を更に登っていく人は 本当にまばらでした。

が、その日はとてもお天気が良く、また時間もまだ
午前10時過ぎと早く…そこそこ人影も見えたので、
思い切って登ってみることにしました。

千本鳥居2
(鳥居のトンネルの中でくるりと振り返ってみると、
鳥居の裏側には寄進した人や会社、お店の名前が入っていました。)

稲荷山1
急な登りの石段が延々と続きます。
ちらほらと居た人影も、
登れば登るほどに
見えなくなりました;;

お山の空気は寒いくらいに冷たく、
人影が絶えた辺りでは…
聞こえるのはただ鳥の声、
小さな川の流れる水音、
時折 落ちる木々の何か…

それ以外は人声も絶えて無く、
ただ息切れした自分の情けない
息遣いだけ。
…物凄く心細くなりました。


(あ~;; このまま登っていって大丈夫かなぁ;;
そういえば今年は、あちこちの山裾で熊が出るって
騒ぎだけれど…この山、熊 いるかなぁ;;)

などと考えつつ、でも何故か登る足は止まらず。
何だか意地になって頂上とされている「一ノ峰」まで
行ってやる、行かなくちゃ、ほら早く~! と、
ゼイゼイしながら登っていきました(笑)

風景

ここは山の中腹「四辻」と名のつく場所からの眺めです。
街が遥か下になって…ちょっと座って休憩できる場所になっています。
この先は、更に薄暗い山の上へと続いていて、もうほとんどの人は
ここまでで引き返してしまうような感じでした。

景色を眺めつつ、私もどうしようかとまた暫し悩み…
時間は11時を少し過ぎています。
「ここから頂上を一巡り 約30分」と書かれた看板を見て、
折角来たのだから…と、恐る恐る行ってみることにしました。

ここで、間違えやすいのは道です。
いかにも頂上へと続いていそうな登り階段は、実は
地図によると 滝への行き止まり。
本当の頂上への道は、一つが「下り坂」になり、
もう一つが休憩所の裏に隠れているのです。

頂上とされる「一ノ峰」へは、実は休憩所の裏が
早道だったのですが…
それに気づかなかった銀猫、とにかく地図通りに
下り坂へと進みました。

最初は楽だったのですが、やはり頂上への道です。
すぐに登りになり、上がっても・上がっても・
延々と鳥居のトンネルが続きました;;
そして誰もいない;; 怖いですorz

薬力の滝

これは、かなり上の方に登ったところにある「薬力の滝」です。
滝といっても細い樋から水がちょろちょろと伝い落ちるだけなのですが、
その細い滝への道にも・その周辺にも・
夥しい数の「塚」や小さな「社」がお祭りしてあり、
そのほとんどどれにも お使い狐が鎮座していました。

無人に近い森の中。所々にやや大きな社があり、
そこに前後して 無数の塚とお狐さんの石像が。
どれもみな、個人の崇拝者(または企業など)が
大切にお祀りしているもののようでしたので、
写真を撮るのは控えました。

が、周りをぐるっと物言わぬお狐さんに取り囲まれ
人っ子一人いない森の中…ちょっと怖い雰囲気です;;
山中には幾つか、御札や蝋燭、お神酒を販売する
場所があり そこには係りの人が居るのですが
そこへ辿り着くまでが 心細さの極みでしたTT

頂上でようやく他の人がv
…でもそこは、思っていたような展望の開けた場所ではなく
やや大きなお社があるだけでした^^;

ぐるっと回って、道なりに今度は下り坂です。
そして先ほどの「四辻」に戻りました。
休憩所の裏手でした…な~んだ。

下り道

下り道は あっという間です。
登る時の苦労は何だったのかというくらい
トントンと降りていき、すぐに人の多い場所まで戻りました。

静寂に満ちた、お狐さんに囲まれた不思議な空間から
一気に人里に戻ると とても変な感じがしました。
今回は余りのお狐さんの多さに圧倒され、
稲荷神社へ行ったというのに 
全然お狐さんの写真を撮りませんでした^^;
次回は是非、お狐さんをメインに撮影しようと
もう「次」のことを考えてしまった私です。
このお山には、またフラリと来ようかなという
奇妙な魅力が感じられました。



観光客に混じり お土産物屋を覗き、
お昼時でしたのでお店で「いなり定食」を食べました^^;
「お稲荷さん」と「きつねうどん」のセットです(笑)

山には神様が降りていらっしゃる、という言葉を
あの密やかな森の中でお狐さんに囲まれて
身をもって体験した日でありました。

みなさまも、この不思議なお山へ…
是非一度 お出かけになってみては如何でしょうか。

 本日のBGM … 「TAM Music Factory 」サイト様より
            「霊峰」

PS. 本日10月28日をもちまして
    銀猫がブログを始めて1周年になりました。
    以前のMSNからのお客様、
    そしてここFC2から来て下さっているお客様、
    いつも温かいコメントを有難うございます。
    今ひとつ纏まりの無い部屋ですが、
    これからも末永くお付き合い下さると
    とても嬉しいです。 
    今後とも どうぞよろしくお願い申し上げます。
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コメント
この記事へのコメント
太鼓が鳴る~~~
伏見稲荷には、まだ行ったことがありません。
「行きにくい場所にあるんだよなぁ~」と、運転手はハンドルを持つ気がありません(^^;)

しかし、伏見稲荷さんの話なら聞いたことがあります。
夜…誰も御山にいないはずなのに…
何故か、太鼓が鳴っている~~~
時があるんだそうです。

やっぱり、おきつね様が神事を執り行っていたりするんでしょうかねぇ~?
でも、そいいう所の空気って…やっぱり少し重たいですよねー。

ブログ一周年おめでとうございます。
お互いに、思いつき(いや、私だけかな…)?ではじめたブログが、1年になるというのは不思議な気分ですよねー。
今後ともよろしくお願いしますm(__)m
2006/10/30(月) 09:22:32 | URL | たまねぎ御殿 #-[ 編集]
おキツネさま
ぼくの・稲荷山戦記。読み始めたところです。
でもって、感慨深く拝見させていただきました。

伏見稲荷のお山の上がこんなになっているんですね~。
行ったことないです。そして、行ってみたくなりました。
娘の修学旅行ではぜひ行くように言っておきましょう。

観光でお客様とよく行くのは豊川稲荷さん。笠間稲荷さん。
日本各地のお稲荷さんで、たいてい、このいなり寿司つきのうどん定食がある。
それも、なんだか妙ですね。

うちの近所に信仰厚いお稲荷さんがあります。
小さい神社なんですが、信者が多いんです。
私はときどき犬の散歩に行ってます。(失礼のない範囲で)
今でもそこのお告げ(おみくじ)を信じている人が多いらしいです。
拝殿の裏におキツネさんのお穴があるという小さな谷山があって、
東京の都会のド真ん中なのに、足を踏み入れるとやっぱりなんだか怖いんですよ。
暗くてうっそうと寒々しくて(夏でも涼しくて)
その怖さこそ、人が大切にしていた神への畏れに通じるんでしょうね。
2006/10/30(月) 13:41:24 | URL | SATOKO #-[ 編集]
行きたいなぁ
私も稲荷山に登っている気分になりました^^
一緒に息切れして・・・ハラハラして・・・、きつねうどん食べて・・・(笑)
伏見稲荷は、一度は行ってみたいところです。
それにしても、お疲れさまでした!!
すっごくいいお天気で、よかったですね(*^_^*)
先日借りた、【ぼくの・稲荷山戦記】忙しくて、まだ読んでいないんです(T_T)
明日から少しずつ読めるかもしれません☆
2006/11/01(水) 23:58:05 | URL | mai #-[ 編集]
たまねぎ御殿様、いらっしゃいませv
風邪引いたりしてたので、お返し遅くなりました~;;

え、あのお山で夜中に太鼓の音ですか。
こ、怖い…でもなんか「ありえそう」で
納得してしまいますよ…

あのお山には熊はいなさそうですが、
「サルに注意してください」との張り紙がありました^^;
お狐さんでなくて サル…
ちょっと何だかなぁ? ですが、
頂上までしっかり「道」があって 
人の手が入っているにもかかわらず、サルが暮らせる
環境は残っているんだなぁ…と思いました。

昼でも薄暗い森の中、
夜には更に行きたくない場所ですね^^;
2006/11/02(木) 08:06:25 | URL | 銀猫 #MfasQhOY[ 編集]
SATOKO様、いらっしゃいませv
お仕事がお忙しい合間に読書、有難うございます。

自分が「いい」と思ってお勧めする本ですが、
実際に読まれる方によって 感想は色々あると思います。
そこそこ良かったと思って頂けると嬉しいのですが、
お気に添わなかった場合には 読書にかけていただいた
お時間が…申し訳ないかなと思う事もあり、
ドキドキのご感想待ちです^^;

お嬢さん、修学旅行は京都ですか。
私がお稲荷さんへ行きました時も どこかの学校の
生徒さんたちが グループ行動しておりました^^
中には、神社の人にお山の下のほうを案内されている
グループもあり…
いいなぁ~ と後姿を見送りました。

私はあの本を読むまで、「お稲荷さん」はお狐さん
なのかと思っていましたが(…無知…;;)
神様はお狐さんではないと知ってちょっと驚きました^^;

お狐さんは「お使い」で…お稲荷さん自体は
信仰する地方や人によって 色々な名前で呼ばれて
らっしゃるそうで。

この伏見稲荷でも、小さな祠や塚に祀られている
旗(…ノボリ?)に、様々な「○×大明神」などの
違う名前が掲げられておりました。
とても奥の深い信仰ですね。

我が家は私も主人も無宗教なので…
日本古来の、自然に宿る「やおろずの神々」という神様が
一番馴染みやすい感じかなぁと思います。

大きな自然に向かい合った時感じる「畏れ」、
この感覚をなくしてしまったら、
人間は完全に「生き物の連鎖」から外れた異端者
になってしまうのかもしれませんね。
2006/11/02(木) 08:37:16 | URL | 銀猫 #MfasQhOY[ 編集]
mai 様、いらっしゃいませv
お天気の良さと 下の本殿周辺の人の多さにつられて
「折角来たから ちょっと登ってこようv」な~んて
軽く考えてしまいましたが、間違いでした;;

お山の頂上「一ノ峰」まで行って降りて来るには、
中々の体力と・時間が必要です…;;
お山に登ったあとの2日間、銀猫は見事に筋肉痛で
トホホな日々でしたorz

日頃 サイクリングで鍛えている mai さんなら、
もっと楽に登れるかもしれません^^
「四辻」の手前には3軒ほど茶店もあって、
一休み出来るようになっていました。

機会がありましたら、是非一度行ってらっしゃいませ^^

本の方は、無理せずお時間の余裕があるときに
のんびり読んで下さいね。
2006/11/02(木) 08:53:42 | URL | 銀猫 #MfasQhOY[ 編集]
おめでとうございます
1周年おめでとうございます~
これからも楽しみにしています。

お稲荷さん懐かしいです~幼い頃は毎年家族で初詣に行ったものです~
昔はスズメバチの巣が鳥居にたくさん出来ていて怖かった記憶があります。もう何十年も前^^;です・・

焼き雀もよく父が食べていました。。。。
思い出に浸れました。ありがとうございましたぁ
2006/11/02(木) 14:32:55 | URL | hapico #-[ 編集]
hapico 様、いらっしゃいませv
スズメバチの巣ですか!
物珍しがり屋の銀猫、登山道中、
奉納鳥居ばかり見ながら登っていましたが
気づきませんでした。
大社の方々で気を配ってらっしゃるのでしょうか…

焼き雀のお店、まだありましたよ~。
ちょっと興味を引かれたのですが、でもでも
あの小さくて可愛い雀…食べる所あるのかなぁ、
などとチラ見しただけで 退散致しました^^;

初詣の時は物凄い人出だそうですね(公式HPの
写真を見ました~)。
お山登りの人も多そうで心強いので、
来年は稲荷大社にお参りしようかなぁ~^^ 
2006/11/02(木) 17:16:05 | URL | 銀猫 #MfasQhOY[ 編集]
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