日々雑多なこと、時々書評。 自前のデジカメ写真もたまに掲載。 こっそり のんびり 更新いたします。
 スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


 Apple pie を食べながら。
2007年02月28日 (水) | 編集 |
Apple Pie


最近は、今まで気まぐれに買い集めた洋書の絵本を読んでいます。
それらは、主にはるか十数年前にロンドンで買ったもの。
まだまだ英語も生活必需用語も危ない頃で、
でも筋金入りの「本の虫」の私はどうしても本が欲しくて
幼児向けの絵本なら、眺めるだけでも楽しいよね、と
無駄な買い物と知りつつも数冊を買いました。

いま、十年以上も経って改めて読み直しているのですが
そうすると当時の思い出が色々と甦ります。

一番先に思い出したのが、
「イギリスのお菓子は甘すぎて不味い;;」です。
寒い国だからか、クッキーもケーキも何もかも
砂糖たっぷり、一口でもうご馳走様! なしろものが
街のお店には溢れていました。
色も不気味に鮮やかだったり蛍光色だったりで、
正体不明の合成着色料の嵐です。
日本のように、健康に害の無い甘さ程々のお菓子を食べたければ
自分で作るしかなかったのです。

特に親元を離れて結婚し、駐在員の奥様方との
お付き合いをしなければならなかった時には参りました。
「お茶会」に出すお菓子は自分で作ったもの、
という暗黙のルールがあったりして^^;

そんなわけで料理嫌いの銀猫ですが、仕方なく作りました。
必死になって、ケーキを焼き・クッキーを焼き・
お茶会のお菓子に出しました。
それがちょっと焦げてたり…なんていうのは、もう
笑って誤魔化し知らん顔、で通しましたけれど(笑)

そんなことを真っ先に思い出したので、
つい懐かしくなって 調理用具を引っ張り出し、
便利な冷凍パイシートを買ってきて…作りましたvじゃーんv
「ポテトアップル パイ」です。

パイケーキ型にパイシートを敷き、
一番下にホットケーキを敷き、その上にサツマイモを
甘くペースト状にしたものを敷き、仕上げに
甘く煮てレモンで酸味を整えたリンゴを敷き。
パイシートでバッテン編みをしたものをかぶせて
オーブンで焼き上げて、出来上がりです^^

詳しいレシピは、以下のサイトへレッツ・ゴー!
今回のパイの味付けの参考にしましたv
ポテトアップルパイ by ゆうぷぅ
ポテトアップルパイ by kayura

リンゴだけではなく、サツマイモも入っていることで
味に幅が出て美味しいですよ~v
うちでは、丁度あった苺ジャムをトップに塗りました。
大きいパイに焼きましたが、次回は2つ目のレシピのように
小さなパイを沢山…にしてみたいと思います。

あ、私の写真は「加工」してありますから。
綺麗な背景は加工用の画像です。
パイだけが本物です~^^;
みなさんもパイ作り、如何でしょうか?

スポンサーサイト

 ああ~残念…??
2007年02月25日 (日) | 編集 |
昨日土曜日、主人・私・息子で
スーパーへ週末の食料品買いに出かけた時の事です。
(娘は月曜日から学年末試験なので、臨時に塾を入れていました)

我が家では、私が食料品を買っている間に
主人と息子は別行動です。
本屋→ゲームセンター→食品売り場で合流、が
いつもの流れなので、その時もそのように。

食品売り場でカートを押しながら歩いていると、
後から主人達が追いついてきました。

「今、会社の同僚にばったり会ったんだ~」
と、主人。そちらのおうちも、ご家族でお買い物だそうです。
「来月から、アメリカに転勤なんだよな。
その転勤の話、俺か彼かで危ない所だったんだけど
彼に決まったんだ」
…なんですと!?

アメリカに転勤…危なかったですと~!?

「な、なんで…今、東南アジア担当なんでしょ??」
「そんなの関係ないんだよ、うちの会社は」

なんですとー!!

関係ないって、関係ないって…そんなの、アリ!?
と、思わずびっくりしてしまいました。

それでは、いつまた海外転勤になるか分かりません。
しかも、私はすっかり縁を切ったつもりの「英語圏」でさえ…
まだターゲットになる可能性があるなんて;;
ちょっと待ってよ~ な週末でした。

娘はその話を聞いて「学校、転校できるチャンスだったのに~!!」
と叫びましたが…コラコラ。英語嫌いが、何をいっちょる。
アメリカなんて住んだら、毎日英語よ?
日本語のアニメ、見られないよ?
と 呆れる私と主人でした。

今回は免れましたが…
娘も春には中2、出来れば海外は御免蒙りたい我が家です。
もしも数年以内にまた転勤だなどとなったら
おそらく主人の単身赴任となるはずです。

でもでも、万一に備えて…やっぱり英語、
これ以上忘れないようにしなければならないな~と
ブルーな気分の銀猫でした;;

と、いうわけで「趣味の英語」多読法を始めます。
こちらとは別に、読んだ洋書の本や絵本の記録を
別部屋にUPしていくことに致しました。

こちらの更新が今まで以上に遅れるかもしれませんが、
その時はたぶん 別部屋に記事をUPしているせいです^^;
更新が遅くても銀猫は元気ですから~!
と、今から言い訳をしておきます。ね。



 『耳猫風信社』 長野まゆみ : 著
2007年02月24日 (土) | 編集 |
耳猫風信社


デビュー作「少年アリス」からずっと 
不思議な少年達の世界を描く作家さんです。

文中の言葉遣いも変わっていて、わざと古めかしい仮名遣い…
(「~じゃないか」を「~ぢゃないか」としたり
「洋墨」と書いて「インク」と仮名を振ったり)をして、
どの作品も とてもノスタルジックな雰囲気です。
丁度あの有名な宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」(旧仮名遣い版)、
あれと非常に似た香りのする作風です。

この「猫耳風信社」では、11歳の「ぼく」ことトアン少年が
ある日不思議な少年と出会います。
出会った場所も、いつもの自分の街ではなく、
普段は馴染みの無い隣町。
でも、少年と別れた後 何度その場所へ行こうとしても
どうしても見つかりません。
そのうちに、仲良しの少年ソラも加わって…

二人と不思議な少年、カシスは再び出会い、
不思議な街で 不思議な人々との交流が芽生えます。

長野まゆみは私の好きな作家さんなのですが、
この作品は 文庫では光文社文庫から出ています。
が、この光文社、紙の質が大変悪く、
本屋さんで古本でも無いのに この文庫の本だけが
非常に黄ばんでしまっているのをよく見かけます。
ましてや古本ではとても…買えた物ではありません;;
他の作品も揃えたいなと思うのですが、あれではどうにも
買う気になりません…出版社には 是非何とかして欲しい所です T_T

けれども今回は非常に運が良く、古本なのにまだほんの僅かにしか
黄ばんでいない! というものが手に入りました^^
まぁ、それも時間の問題かとは思うのですけれど。

長野まゆみの作品といえば、
「少年アリス」「天体議会」の2冊が私の大のお気に入りなのですが、
この2冊は昔 お小遣いをはたいてハードカバーで買ったもので…
現在では、とっくに実家の方で処分され手元に残っておりません。
当時の装丁のものは、多分もう
古本屋ででも見つからないかもしれません;;
この2冊、出来ればもう一度手にしてみたいものです。

暫く余所見をしているうちに、随分と沢山の作品が出ているようです。
またネットでチェックを入れつつ、
のんびりと古本屋落ちを探してみようと思います。
(でもこの人の作品、なかなか古本屋にもないんですけれど;;)

本の厚さも・字の大きさもさらりと流れるようにちょうどよく、
透明感あふれる不思議な気分になりたいときに
束の間の異空間へとすんなり遊びに行かれます。

『耳猫風信社』
  長野まゆみ 著
  光文社文庫  定価 438円 +税


 『英語ができない私をせめないで!』小栗左多里:著
2007年02月15日 (木) | 編集 |
普段読まない、と言いつつ…何やら実用書的?な本を
また一つご紹介^^;

英語ができない私をせめないで!


本職は漫画家さんだそうです。
私は読んだことがないのですが、代表作は「ダーリンは外国人」。
タイトルだけなら知っています^^

そう、小栗さん、国際結婚をなさってらっしゃるのに
「英語があまり出来ない」のだそうです。
それというのもご主人が日本語堪能で、
オマケに日本に住んでいるから。
生活上覚える必要が全く無いので、それは当然覚えませんとも。
私だって、必要も無いものは覚えられません。

ところがある日、ご主人から「そろそろ海外に移らない?」と
打診され、一念発起で英語に挑む事に…

英会話学校、プライベート・レッスン、
英語の本を買って独習、ラジオの英会話講座を聞くなどなど、
実に様々の「英語学習」を試した感想が、この本に書かれています。

ただ書かれているだけではないのが、この本の面白い所^^
漫画家さんだけあって、中身も文章と漫画が半々くらいです。
語学を学ぼうとした人なら、誰でも一度は経験しているような
ボケ・ズッコケ・腹が立った事・理不尽に思った事などなどが
テンコ盛りの内容です。

日本って「英語を喋る外国の人」は 
何故か無条件に「スゴイ!」と勘違いされ、
その人にちょいと話しかけられようものなら 
まるで超有名人に話しかけられたがごとく
天にも昇るように大騒ぎで嬉しがる人が多いですが…
それって、ヘン。絶対に間違っています。

「英語を喋る」というだけでスター扱いされるなんて、
戦後の日本の英語教育がどれだけ間違っていたかを証明しています。
日本に良い人も悪い人もいるように、外国人だって同じ事。
その辺を分かっていない日本人、未だに多いようで心配です。
英語が出来ないというだけで、何となく劣等感を感じるのも同じこと…
たかが「意思疎通の道具の一つ」としての英語、
出来ないからといってそれほど引け目に思う必要が
一体どこにあるのかなぁ。

この本の著者のように、必要が生じてから真面目に学ぶというので
もう充分だと思う私は…
現在は必要の無くなってしまった英語能力、急坂を滑落中です(笑)

それにしても、一口に「英会話教室」といっても
実に様々な特徴ある学校があることを、この本で初めて知りました。
更にいまやネットの世界でも 無料で学べるサイトや
独学に超・お役立ちサイトが沢山。
驚きです…

私には今の所も、今後も必要がなさそうな英語ですが
この本を読んだら何だかもう一回やり直してみようかな
な~んてつい思ってしまったりして。
いえ、思っただけで終わってしまいそうではありますが^^;
せめて、中学生の娘の質問に答えられるレベルにまでは
戻っておくべきかもしれません。
先日「過去分詞って何?」と聞かれて、あわわわ。
咄嗟に答えられなかった私です。慌てて調べて、後日回答と解説を…
うっ、こんな母をせめないで~;;

『英語ができない私をせめないで!』
   小栗左多里 : 著
   大和書房
   定価 : 本体619円+税


 ご存知でした? 地震予知草
2007年02月12日 (月) | 編集 |
前回の記事についたコメントのお蔭様で、とても珍しく
英語のニュースサイトを覗いてみる気になりました^^

とはいっても、本場のアメリカやイギリスのサイトではなく、
MSNの日本ニュース版を在日外国人(英語使用者)向けに
掲載したと思われるページです。
ですから、内容は日本でのニュースが主です。

昨日、目に付いたのは…コレ
英文ニュースってどんなもん? と思われたお方、
クリック&ジャンプでいってらっしゃいませ^^

写真は「サンデー毎日」の2月18日号の表紙。
(いつも思うんですが、何故に2月11日時点で18日号???)
記事の内容は、表紙のお姉さんについて…ではなくて、
その中の記事「地震予知草」について。

Earthquake Plants …「地震草」??? なんじゃそりゃ???
と、私はこの記事で初めて知りましたが…
記事によると、日本ではかなり前から密かなブームだそうで^^;

英語が生活必需品だった暮らしから離れて、早10年ほど。
私の英語力は、ガックン! と音がするほど酷く落ち込みました。
そんなレベルですので、一字一句を過たず読むのは無理で、
しっかり、キッパリ・ナナメ読みです^^;
いえ何、ニュースの文なんて「大意が取れれば」いいのでございます。

ふむふむ。「地震予知草」の正体は、どうやら「オジギソウ」のよう。
それが何で地震を予知するのかといいますと、
「地震の前には葉っぱが閉じる」からだそうです。
オジギソウといえば、確かにチョンvと触ると葉っぱが閉じる…
あの不思議な植物です^^
ホワンとした、ピンクの可愛い花を咲かせます。
この植物、科学的根拠はまだ研究中らしいですが…
本当だったら面白いのにv と思いました。

これなら日本でもお馴染みの植物ですから、
どこかに情報があるに違いない♪ 
「地震予知」「オジギソウ」で検索をかけると、果たして…
見つけました^^
地震に関するあれこれを集めたサイトさんに、英文ニュース記事と
同じような内容の記述を見つけました。

このサイトさん、なかなかお役立ち記事も満載です。
まずは「こちら」で地震予知草の概略をお楽しみになりましたら、
サイトTOPに飛んで 色々と見て歩くのもお勧めです^^

地震対策ウェブ
リンクフリーだそうですので、早速ご紹介^^
我が家もそろそろ、真面目に避難リュックを作らねば!?

皆様の地震対策、万全ですか。
いいアイディアなどありましたら、是非教えて下さいませv


 「国家の品格」 藤原正彦 : 著
2007年02月08日 (木) | 編集 |
国家の品格



「国家の品格」
   藤原正彦 : 著
   新潮新書
   定価 : 本体680円(税別)



今、話題の本です。
本屋さんの売り上げベスト・テンに、まだ入っています。
でも私がこの本を読んだのは その人気のせいではありません。
著者の別の作品『遥かなるケンブリッジ』を読んで、
氏の人柄に興味を持ったからです。

藤原氏は、大学の教授で数学者だそうです。
「算数」からして大嫌いな私には、まさに「気が違った」としか
思えないような職業、「数学者」(笑)

最初は本屋で見かけても全く見向きもしなかった作家さんですが、
我が家がかつてはイギリスに住んでいた経験が
『遥かなるケンブリッジ』という作品に主人を引き寄せ、
それを読んだ主人が「面白かったぞ」というので 私も読み。

数学者っていうから 一体どんな妙な文を書くのかと思ったら…
意外とマトモ? なんだ、普通の人じゃない。
と、ちょっと失礼な感想にいたったわけです(笑)
折りしも、本屋さんではこの『国家の品格』がブームとなっており、
今回この本を買ったのは 実用・ビジネス書大好きの主人でした。

新潮新書の出版です。
見るからに難解そう。きっと中身は数学者らしく、今度こそ
データの統計だの数字だの解説図だのに溢れていて
面白くも何とも無いんじゃないかなぁ…
そんな気持ちで家の本棚から手に取り、パラパラめくると
意外にもそれらの数学的な表現は一つも目に付きませんでした。

これなら算数が天敵の私にも読めそうかと、
おそるおそる読み始めました。
そして、論理の組み立ても難解ではなく、
なるほどこの書き方なら多くの人に読みやすいよね、と思えました。
いえ、学者の書く文章って、不必要にややこしいのが
ほとんどですから。でもこれは、それとは違いました。

海外生活をしたことのある日本人なら、読んですぐに
「ああ、確かにいい説だな」と思えます。

自分をしっかり持っていない人は、いくら英語が出来ても
「国際人」にはなれない…
自分を持つということは、自分が育った国の文化を
大切に受け継いでこそ出来る事である。
日本人であることにもっと誇りを。
日本の文化や風習が培ってきた良い所を大切に。

この考えを真ん中に、「何故そう思うのか」が
藤原氏のアメリカ・イギリス滞在経験を踏まえて
順序良く語られていきます。

私が一番、共感したのは
「中身の無い人間は たとえ英語が上手に話せても
その話す内容が貧しくては国際人として役に立たない」
という考えです。

まさにその通り…
私の8年間のイギリス生活、そして3年間の台湾生活。
大人になってからのこの海外での暮らしで、
私は何度も同じことを思い知らされる羽目になりました;;

外国語というものは、たとえ最初は「こんにちは」しか
話せなくても、その国で暮らさなくてはならないとなると
必死になるので、ある程度は覚えられるものなのです。
生活必需用語以上の習得となると、それは本人のその後の
努力次第となりますが
とにかく、暮らすに必要な言葉など現地にいれば嫌でも覚えます。
本当に必要にさえなれば、外国語なんて
何歳になっていようとちゃんと覚えられるものなのです。

「こんにちは」の挨拶から始まって、
「あれ欲しい、これしたい」の要求用語から
「これは嫌、それは駄目」の禁止・拒絶用語。
それら生活に関わる基本用語が言えるようになった「後」、
すっかり顔見知りになった人と さて何を話しますか?

「いいお天気ですね」
これは基本の生活用語です。

日本人相手の日本語なら、例えば今ならこんな会話が続きます。
「今日は春のように暖かいですね」
「こんなに暖かいと、もう梅は咲いてしまうし、桜も今年は
早いかもしれませんね」
こんな風に季節に合った言葉が続くでしょう。
でも、この言葉がすらすら出るためには、実は日本の文化、風習が
ちゃんと身についていなければなりません。

例年なら2月はもっと寒い。
梅の開花がいつもより早い。
楽しみにしている桜も早くなるかも。

毎年の日本の気候の特徴、春を告げる梅・桜の開花状況なども
もちろんですが、そこにはそういったデータよりも何よりも
「日本人の 春を心待ちにする気持ち」が最初に無くては
出てこない言葉なのです。

これを、外国で言ったとしたらどうでしょう。

「ああ、サクラ。日本の春の花ですね」
「とても綺麗だとききました、どんな感じか教えて下さい」
「この国の春の花は、○×なんですよ」
などという具合に 会話はすんなりと続いていきます。

けれども、「こう言われたらこう答える」という
パターンでしか外国語を覚えないで、
「自分で考えて自分で話す」「これをこの人と話したい」
という事の出来ない人は、いくら外国語の会話パターンを覚えていても
「今日はいいお天気ですね」
「そうですね」
で 会話は止まってしまうのです。

この内容の貧弱さ、では例えば英語が母国語の人なら
すらすらと話が続くのか…というと、そんなことはありません。
会話の内容を豊かに出来るのは、ひとえに
話す人の「人間の厚み」がどのくらいあるか、にかかっているのです。

藤原氏は、その「厚み」を育てるために一番有効なのは
「自国の文化を愛し、自国についてよく知ること」
「論理的思考は大切だが、それに勝る情緒の理解が重要」
と論じています。
「人は論理のみでカタのつく生き物ではない」と。

最初はアメリカで暮らして、その論理的思考方法に
すっかりお熱になった藤原氏ですが、
後年イギリスでの生活を経て…その考えを大きく変えたそうです。

「論理のみでは説明のつかない ものの憐れ を感じられる力」、
それこそが人として生きる上での重要事項。
小さな子供の頃から無理に外国語を教えるよりも、
その子供の人間性を豊かに育てる方が どれほど後に役立つか。
…正論、です。

[READ MORE...]
 「千の風になって」 ~ a thousand winds ~
2007年02月02日 (金) | 編集 |
千の風になって


ご存知の方がほとんどと思われますが 
去年の紅白歌合戦に歌われた歌です。

昨年 秋川雅史氏が紅白歌合戦で歌ってから 
破竹の勢いでオリコンチャートを登りつめ、1月中旬には首位に。
本日2月2日でのチャートでは2位になっていますが、
まだもうしばらくはベスト10内に留まること確実でしょう。

私は紅白歌合戦を主人の実家で
パソコンの片手間に聞き流していましたので、
この歌も歌われた事は 今まで全く記憶にありませんでした。

なのに、つい先日の事です。
この曲が作られた経緯を特集したテレビ番組が放映されているのを、
たまたま見かけたのです。
最初は何となく眺めていただけだったのですが…
いつしか内容に惹き込まれ、そして歌が流れた時に
ぐっと涙がこみ上げてきて、自分でもとても驚きました。
娘がすでに知っていて、一緒に歌詞を歌い出したのにも また涙が。
心が震える歌、というのはこういうものかと
初めて知りました。

この歌を聴くと、身近に亡くした人達のことを思い出します。

ロンドンにいたときに 私を娘のように可愛がって下さった、
日本語がぺらぺらのアメリカ人の学校用務員さん。
ある日突然、心筋梗塞で倒れてそのまま…

私の娘の誕生を喜んで 可愛いベビー服を編んで下さった
イギリス人の大家さんの奥さん。
癌との闘病生活の末、発見から1年足らずで帰らぬ人に。

日本では、大好きだった祖母が亡くなり…
未だに私は祖母の不在に実感が無いままです。

これらの人たちの在りし日の思い出が、
この歌と共に走馬灯のように胸を駆け巡って
何度も何度も思い出す あの笑顔、その笑顔に
涙が止まりません。

けれども、涙の理由は どうもそれだけではないらしく…
ほんの少し聞いただけの歌に
何故そんなに泣けてしまうのだろうと、不思議でした。

もう一度、全部の歌詞を聴きたいと思い、ネットで探してみました。
けれどもネット上では歌詞を見る事と、
途中までの曲を聴くことは出来ますが それだけでは
どうにも物足りずに…
本日、とうとうCDを買ってきてしまいました。

写真は、紅白歌合戦で歌った秋川さんのCDです。
大元の訳詩・作曲の新井満さんの方と、どちらにしようか迷いましたが
「コーラス譜ピアノ伴奏つき」に釣られてこちらを。

家でじっくりと歌を聴きながら歌詞を辿り…
ああ、私は死ぬときには、自分でこう言いたいんだな。
と実感いたしました。
主人や子供達には、この歌詞を私の言葉の代わりに残したいのです。
目に見えなくなってしまっても、いつも自然の中に
私はいるから。みんなをちゃんと見ているから…
そんな存在に本当になれたらいいのにな。
そう思ったので、余計に心にかかったのかもしれません。

実際に、この英語の原詩は
アメリカでは戦争記念日や葬儀の時などによく朗読されるのだそうです。
あのニューヨークでの同時多発テロの 犠牲者を悼む式典の時にも
少女が朗読したそうです。

この歌の歌詞は、訳詩なさった新井満さんのHPの中の
「千の風になって」関連ページに掲載されています。
まだ歌詞をご存じない方は、是非こちらへお出かけ下さい。
新井さんのご規定に従いトップページをリンクしましたので、
歌詞のページへ行くには
そこから関連ページへのリンクをクリックして下さいね。
その中の 「「千の風になって」詳細 ぜひお読み下さい」
という文の「詳細」の文字から、
歌詞のページへ行くことが出来ます。

また、現在オリコンHPのこちらのページにて、
CDジャケット写真の下にある
「PV視聴」というオレンジ色のアイコンをクリックすると 
途中までですが秋川さんの動画つきで 曲を聞く事が出来ます。

英語の原詩は「a thousand winds」。
こちら(↓)のサイト様のお部屋で、詳しく検証されていますので
ちょっとリンクしちゃいます…
“ Celestial Spells ソラノコトバ”
「「千の風になって」原詩の原詩」 、去年の7月の記事です。
こちらの原詩の和訳も素敵なのです。
ご興味のある方はぜひ行ってらっしゃいませ。
今の所はご挨拶のみで勝手にここでご紹介中です…;;
ご本人様から削除依頼が入るようでしたらすぐに
リンクを外しますので、ご訪問するなら今のうちです。

千の風になって・本


訳詩・作曲の新井満さんの本を見つけてきました。
中は英語の原詩、美しい写真と共に新井さんの日本語訳、
メロディの楽譜・歌詞。

そしてこの歌を作曲するきっかけとなった出来事や
作曲の苦労、原詩への思いなどのエッセイで締めくくられています。
本屋さんで見かけたら、ぜひお手に取ってみて下さい。

「千の風になって」
  新井満:著
  講談社  定価 : 本体1000円(税別)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。