日々雑多なこと、時々書評。 自前のデジカメ写真もたまに掲載。 こっそり のんびり 更新いたします。
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 旅の終わりに
2006年08月15日 (火) | 編集 |
サイパンだ

申し込みは「5泊6日」のサイパン旅行でしたが
フライトの関係で実際にサイパンに居られたのは僅かに4日…

その間、のんびり旅行をメインに据えた我が家が
ホテルから出たのは、

マニャガハ島への半日。
サイパン熱帯植物園への3時間ツアー。
市内の免税店へ、ただで貰える「サイパンだ!」のリュックを貰いに。

この3回だけでした。

トップのステッカーは、サイパンの免税店のキャラクターです。
「サイ」の角と「パンダ」を合わせて「サイパンだ!」
…これ…日本人にしか通じないギャグですねぇ^^;

大手旅行会社のツアーで来た日本人の11歳以下の子供達に、
このパンダのぬいぐるみをリュックにしたものが
ただで貰えると聞き…行ってきました。
サイパンだ


これが噂の
サイパンだリュックです。

観光の日本人の子供は
一目瞭然…
みんなこのリュックを背負っていますから(笑)




さて。
たったの4日しか居られませんでしたが、
銀猫家にとっては 子供達は初めて美しい海に遊び、
思う存分プールでも遊び、
英語に囲まれた環境に耳を澄ませ…
のんびりとした忘れられない 良い旅でした。

海辺のひと時

夕日

夏休みも、後半に入りました。
これから海外へお出かけの方、特にアメリカ方面へお出かけの方…
銀猫がサイパンから戻ったこの僅か半月足らずの間に
飛行機をめぐる国際情勢は大きく変化しました。
どうぞくれぐれもお気をつけてお出かけ下さい。

そして、まだこれから夏休みを取られるみなさんもまた
それぞれに良い思い出をお持ち帰りになることを願っています。

( 本日のBGM … 「 TAM Music Factory 」サイト様より
             「 明日の翼 」)

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 忘れてはならない、大切な事。
2006年08月11日 (金) | 編集 |
展望台より


サイパンへの旅行を語るのならば、
どうしても「書くのを忘れてはならない」事が ひとつあります。

それは、この美しい南の島が かつては戦争の激戦地であったこと…
敵味方どちらも多くの人が亡くなり、また沢山の民間人も
巻き込まれ、犠牲になったという事実です。

私達家族がサイパンへ旅行に行くと告げた時、
主人の両親は「またえらく大変な所へ行くもんだ…」と言い
私の父は「俺は一生、そんな所へ遊びに行こうなどとは思えない」と
深く溜め息をつきました。

戦争の傷跡は深く深く、私の両親の世代から上の人々の胸に
消しようもなく刻み込まれたままなのです。
それは私が戦争の体験話を聞いたり読んだりして受ける痛みよりも
何万倍も強く「現実に自分の目の前で起きた」事実によって
一生消えない傷となった痛み。
敗戦の夏が来る度、嫌でも思い出される 心の痛み。

「サイパンの森の中や海岸を掘り返してみな。まだまだそこからは
数え切れないくらいの身元不明の骨がザクザク出てくるに決まってる」

電話越しの父の言葉が、耳について消えません。

今回は、のんびり目的の旅でもあり
まだ下の息子も小さい事から、島内巡りの観光などは
一切省いた我が家です。
けれども、子供達は知らなくても…私は知っていました。
この島で何があったのか。僅かにほんの少しですが 知っています。

昔、沖縄に母と二人で旅行した事があります。
その時に、事前に話を調べてはいましたが 実際に現地…
「ひめゆりの塔」へ行き、暗く冷たい洞窟を上から覗き込んだときの
あの衝撃は 忘れられるものではありません。
どうしてあの時に花束を添えなかったのか 今でもとても悔やまれて…
次に行く機会があったなら、絶対に花束を添えるのだと、
私の中の沖縄旅行は そればかりが強く心に残っているのです。

そんな事がありましたので、もういけません…
日本を出発前に調べてしまったサイパンの歴史、
そして実際に 宿泊したホテル近くの道沿いに展示された
ぼろぼろに錆びた戦車の残骸。
それを見ただけで竦んでしまって、行こうと思えば行けたのに
とうとう戦場跡には行きませんでした。

夢のように美しいこの島は 多くの悲劇を抱えている…
決して忘れてはならない 大切な事です。

写真は、「サイパン熱帯植物園」の展望台からの眺めです。
眼下に広がるこの森にも、もしかしたら…
多くの人が今もなお ひっそりと眠っているのかもしれません。

かつて悲劇の起きた土地を旅する時は
風光明媚を楽しむのとはまた別に
いつでも敬虔な気持ちを 忘れたくないものです。

実は今回は戦争に触れずに この旅行記を綴ろうと思っておりました。
けれども、それは理不尽にも亡くなった方々に「大変な失礼」なのだと
電話で父と話すうちに気が付きました。

たとえ顔も名前も知らなくても。
たとえ実際に見たことさえない人々でも。
戦争の愚かさ、悲惨さを教えてくれる沢山の無言のメッセージは
きちんと受け取り、伝えていかなければならないのです。

いつか、私の子供達もこのメッセージを正しく受け取れる
素直な心の大人になって欲しいです。

サイパンに眠る多くの人の魂へ。
どうかどうか、安らかに…


( 本日のBGM … 「 Vivace 」サイト様より「埴生の宿」
  サイパンの歴史を知りたい方はこちら。
      「はじめてのサイパン旅行」サイト様より「サイパンの歴史」 )



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